地球生態系と人類
natural-blog, · カテゴリー: 未分類ストレスが関係している症状や病気などでは、「今ここ」といった現実世界の情報のフィードバックで本来自己制御されてきた身体機能が、過去や未来を意識し過ぎることで、現実には存在していない脳内の仮想世界の情報による影響を受け、様々な不適切な自律神経などの生理反応が起こっているのです。
人類は地球上の多様な生態環境の中の一部に過ぎません。20世紀の医学は人間中心の医学として発展してきました。すなわち、人だけの健康と病気をミクロ的視点から探求してきたと言えるでしょう。しかし現実世界においては、人類は地球という環境の中で生かされてきた一生物種に過ぎないのです。
他の生態系とのバランスを維持することでのみ地球上での存在を許されます。20世紀当初、約15億人だった世界の人口は、21世紀になった現在約70億人にまで膨れあがっています。わずか100年で4倍以上にまで増加した人類という種族は、地球環境を未だかつてないスピードで変えつつあるのです。