ナチュロパシー
natural-blog, · カテゴリー: 未分類水や温水を利用して、外傷の治癒促進や機能障害の回復などを図るクナイプ・ハイドロセラピー(水治療)専門科のドイツ人B.Lustが米国に1892年に移住した後、自然治癒力を促すような様々な療法を取り入れながら発展させ、1902年からナチュロパシー(自然療法)という言葉を使うようになりました。
自然治癒力の回復・増強を目的として、食養生・サプリメント・ハーブ・ホメオパシー・東洋医学・手技療法などを組み合わせた自然療法で、米国では“ナチュロパシー専門医”、伝統的ナチュロパス、それ以外の医療従事者の3種類の専門家が自然療法を実践しています。ナチュロパシー医になるためにはナチュロパシーの医学校を卒業し医師免許(Naturopathic Doctor: N.D.)を取得しなければなりません。
米国では、現在17州でのみナチュロパシーの医師免許が認可されており、その中には薬やホルモン剤の処方や簡単な手術もできる資格認定をしている州もあります。ナチュロパシー専門医の人数はまだ少なく、5千人ほどしかいないと言われています。今後、認可される州が増えていけば人数も多くなると思われます。