【薬に頼らない治療】ナチュラル心療内科のブログ

三ノ宮駅から徒歩5分 ナチュラル心療内科クリニックのブログです。

うつ状態とエンジンオイル

natural-blog, · カテゴリー: 未分類

昔、大型トラックに後ろから追いかけられる車の映画がありました。車を運転していると後ろから大きなトラックがピタッとくっついてどんどんスピードを上げてくるので、必死に走り続けなければならないという映画だったと思います。そういう状況では休みたくても休めないわけで、ただひたすら走り続けなければならなくなります。

このように車が無理な走り方でずっと休みなく走り続けるとオイルの減り方が速くなるのと同様に、ストレス環境の中でずっと生活し続けると、体内で作っているオイルの量では足らなくなってしまいどんどんと減ってしまいます。少しぐらい減ったオイルであれば自前で補充できますが、それができなくなってしまうのです。

アクセルを踏み込んで休むことなく走り続けることでオイルが減りすぎてしまい、最終的にはエンジンが過熱してオーバーヒートを起こしてしまいます。そのため、生活するために必要なエネルギーを創り出すことができず、省エネモードに切り替わった結果としての精神症状や身体症状が出てくるのです。

うつ状態とは

natural-blog, · カテゴリー: 未分類

うつ状態・うつ病というのは、何か得体の知れない病気にある日突然かかってしまったというのではなく、慢性的なストレスによる緊張状態のなかで休むことなく頑張って走り続けた結果、オイル不足によるオーバーヒートを起こしてしまった状態に例えることができます。

本人は一生懸命アクセルを踏みこみずっと頑張ってきたわけですので、さらに「頑張れ!」と言われても、もうそれ以上アクセルを踏み込めません。うつ状態やうつ病の方への対処方法として、頑張れと励ますことが禁止されているのは、このような理由によるのです。

車を走らせ続けているとエンジンオイルは減りますので、ガソリンスタンドで時々オイルを補充する必要があります。人間の場合は、少しぐらいの減少であれば、体内で作って自動的に補給するシステムがあります。そのため普段は意識する必要はありません。普通に日常生活を送っている限りは、夜ぐっすり眠っている間に、もしくは心身ともに休息を取ることができておれば自然にオイルを補充してくれます。

ストレスが続くと・・・

natural-blog, · カテゴリー: 未分類

ストレスがずっと続くとどうなるかということについて自動車の故障を例にお話ししたいと思います。自動車の調子がおかしくてアクセルを踏んでもパワーが出ない、今にもエンストしそうだという状況を思い浮かべてみてください。そして、ついにはエンジンが止まってしまい動かなくなってしまいました。

修理サービス会社に連絡して来てもらい調べてみてもらったところ、エンジンや車体や電気系統などどこも異常なくガソリンも入っているという場合、いったい何が原因だと思われるでしょうか。車の場合、まず最初に確認するのがエンジンオイルの量です。エンジンオイルは、エンジンを回すために必要な潤滑油です。

エンジンオイルが十分あれば摩擦熱によるオーバーヒートを起こさずにすみ、アクセルを踏んだだけパワーを出してくれます。ところがオイルが減ってしまうとエンジンが過熱状態になりオーバーヒートを起こしてしまうのです。そうなると、アクセルを精一杯踏んでいるにもかかわらずスピードが出ず最終的には止まってしまいます。このような状況が、うつ状態では起こっているのです。

手足の冷えとストレス

natural-blog, · カテゴリー: 未分類

人間の身体の中でエネルギーを使う場所は、筋肉と脳と内臓の3つに大きく分けることができます。その時その時で最も必要な部位にエネルギーが優先的に供給されるようになっています。例えば、スポーツをする時は筋肉、食事をする時は胃腸というように、体中に張り巡らされた大小の血管の太さを調節することで血液量を変えるのです。

体表近くを流れている毛細血管という髪の毛よりも細い血管も、その時々の環境で太さを調節して血流量を変えています。例えば、寒くなると体温を奪われないように細くなり血液が体表近くを流れないようにします。気温以外にも、ストレスが加わった時も手足が冷たくなります。これは、戦うか/逃げるかという緊急事態のような状況下で、体の表面近くを血液が流れていると怪我をした時に出血し易くなってしまうからです。

一方、副交感神経が主に働いているリラックスしている時は、傷んだ細胞を修復したりエネルギーを再生したりするために身体の隅々まで血液を送り届けようと、皮膚表面に近い血管も拡張し温度も体温に近づきます。このように、ストレスと手足の温度は密接な関係があり、緊張していると手が冷たくなるのはこのような理由からなのです。