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マインドフルネスの臨床応用

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マインドフルネス瞑想は、マサチューセッツ大学のジョン・カバットジン博士により、宗教色を除外したストレス対処法として、8週間のプログラム「マインドフルネスに基づくストレス緩和プログラムMBSR(Mindfulness-Based Stress Reduction Program)」としてまとめられました。

MBSRは、1999年の時点で欧米を中心として世界各国の240ヵ所以上の医療施設などで健康増進法として広く行われるようになり、現在も世界中でストレスマネージメントによる健康法として実践されており、日本でも昨年からMBSR認定指導者による8週間プログラムが始まりました。
https://www.mbsr-study-group.com/

マインドフルネス瞑想の臨床研究も多く、慢性疼痛、高血圧、線維筋痛症、がん、頭痛、気管支喘息、虚血性心疾患、糖尿病、うつ病、不安障害、睡眠障害など多くの疾患に対して症状の軽減が認められています。また、マインドフルネス認知療法、弁証法的行動療法、アクセプタンス&コミットメントセラピー(ACT)など心理療法としても応用されています。