環境への適応反応
natural-blog, · カテゴリー: 未分類人間も含めて動物は環境に適応するように元来創られています。例えば春夏秋冬の季節の変化に対して、身体は少しずつ気候の変化に適応しようと身体の機能を自動的に調整していきます。ところが現代社会においては、エアコンの普及でドアから一歩外に出ればいきなり冬や夏ということが起こってしまいます。
その都度、身体は必死になって適応しようとするのですが、本来の自然の変化に少しずつ合わせてきた身体にとっては、急激な変化は大変な無理を強いられる不自然な状態であり大きなストレスとなります。これまでは自然環境に適応するよう機能してきた身体は、ここ数十年で人工的な文明環境に適応しなければならなくなったのです。
さらに、昼夜の区別が不明瞭となり情報量の増大に伴い休息する時間が減ってしまいました。睡眠や休息は「エネルギー再生」のための大切な時間です。睡眠中や休息している時には副交感神経というリラックスモードの自律神経が主に働き、エネルギーを再生したり傷んだ細胞を修復したりしているのです。