オステオパシー
natural-blog, · カテゴリー: 未分類1874年に米国の医師A.T.Stillにより提唱されたオステオパシーは、筋骨格系などの身体構造が血液・リンパ・髄液などの体循環に影響を与えているという観点から、投薬や手術などの従来の西洋医学的治療に加えて、筋肉や関節や頭蓋などに対する手技療法も行うという医療で内科・小児科・婦人科・外科などの専門があります。
米国では、一般の病院の中で西洋医学の医師(Medical Doctor: M.D.)と一緒に働いています。すなわち、内科・小児科・婦人科・外科については、米国では通常の西洋医学の医師(M.D.)とオステオパシーの医師(Doctor of Osteopathy: D.O.)の2種類の異なった資格を持った医師が同じ病院内で働いているのです。
そのため、近年米国ではオステオパシーは代替医療ではなく、近代西洋医学の中のオステオパシー医学という一専門分野と位置づけられるようになり、その資格取得のためのオステオパシー医学校も38校あります。現在、米国のオステオパシーの医師と医学生の人数は約12万9千人となっています。