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自律神経とエネルギー再生

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自律神経には緊張モードの交感神経とリラックスモードの副交感神経の2種類があります。交感神経は、もともと動物としての人間が、戦うか逃げるかといった緊急事態や生きていくために身体を動かして活動する時に主に働いている神経です。そのような時には脳細胞や筋肉はフルに活動しており、そのためのエネルギーの消費量も増えています。

そのエネルギーの材料となる酸素や栄養素を血液により身体の必要な部位に補給するために、心臓のポンプ作用をパワーアップして心拍数を増やし血圧を高めているわけです。また、エネルギーは熱に変換され、一定の体温を維持するためにも使われています。このように、人はエネルギーを絶えず再生し続けなければ生きていくことができません。

バッテリーを充電しないと携帯電話が使えないのと同じで、人間も使ったエネルギーは必ず再生しておく必要があるのです。その材料が食べ物や水や空気であり、それらを身体の中に取り入れて加工して細胞やエネルギーに作り変えているわけですから、どのような材料を使うかがとても重要になります。