今ここモードに切り替える
natural-blog, · カテゴリー: 未分類脳というスーパーコンピューターへの外部からのデータ入力手段は五感と身体感覚です。パソコンのキーボードやマウスでデータを入力する作業を、人間では五感と身体感覚を使って行っているのです。今この瞬間に目の前の世界で何が起こっているかといった情報収集を脳コンピューターは自動的に行っています。
一方、過去に体験した出来事の情報は、パソコンのハードディスクのように脳コンピューター内にデータとして保存されており、必要に応じてその情報にアクセスしています。人間の脳コンピューターのデータベースには、生まれてから現在までの膨大な情報が保存されており、その検索には多くの時間やエネルギーを使ってしまします。
脳コンピューターが消耗するエネルギー量は、今この瞬間の現実世界の情報処理をする「今ここモード」の時よりも、過去や未来についての考え事をしたりボーっとしたりしている時の方が大きいと言われています。最新の脳科学でも、ぼんやりしている時の方が何かに集中している作業時よりエネルギー消費量が大きいということが分かってきました。