ごあいさつ

診療にあたる私、竹林の今までを文章にしてみました。これを読んで少しでも私の想いと考え方を理解してもらうことが出来ればと思います。

パイロットになりたかった子供時代

両親ともに医者の家庭に生まれましたが、子供の頃の私は実は医者にはほとんど興味がありませんでした。両親ともにいつも忙しくしているイメージがとても強かったのですが、そのことが原因なのかも知れません。
子供の頃に好きだったものは飛行機で、よくプラモデルを作っていたことを覚えています。また、中学生の頃ぐらいから、心理学・哲学などのどちらかというとスピリチュアルな学問に興味がありました。思えばこれが心療内科医になるきっかけだったのかも知れません。

心療内科という存在も知らなかった学生時代

大学進学時には、子供の頃から興味のあった航空・宇宙系の学部に進むか、心理・哲学系の学部に進むか、それとも医学部に進むかで相当悩みました。結果私が選択したのは医学部でした。今考えるとやはり親の影響が大きかったのかもしれません。
学生時代の私は対症療法的な西洋医学に疑問を抱いており、根本的な部分の治療を行う東洋医学に強い興味を持っていました。また、私が大学に入学した当時は心療内科という存在自体がほとんど知られておらず、一部の大学が取り入れ始めたばかりという状況で、私も当然その存在を知りませんでした。将来心療内科医となることなど想像もしていなかったのです。

心療内科と出会った研修医時代

大学卒業後は大阪赤十字病院で研修医として、内科・麻酔科・精神科を回りました。その当時お世話になった先輩を通じて始めて心療内科という存在を知りました。その存在に強く興味を抱いた私は、その先輩の紹介で九州大学心療内科から戻ってこられた中井吉英先生がおられた関西医科大学で心身医学の勉強をすることになったのです。

開院後にした大きな決断「薬に頼らない心療内科」

その後、大学の研究テーマであったバイオフィードバックや統合医療を活かして、心身症で悩む患者さんを1人でも多く救いたいと思い、三ノ宮でナチュラル心療内科クリニックを開院しました。
最初は通常の保険診療を行う医院だったのですが、今の保険制度の範囲内での診療では1人1人の患者さんにかけられる時間がどうしても限られてしまいます。1人の患者さんに20分以上の時間をかけることが出来れば、ほとんどの症状や病状が改善すると経験から確信していましたが、なかなかそういうわけには行きません。またそういった状況の中で薬に頼った診療にならざるを得ず、その状況が私自身にとっても非常にストレスになっていました。
(以前にアメリカで2年間、最先端の医療を学び、薬に頼らない医療が可能であることが分かり、それが自分の理想とする診療スタイルになっていたのです。ただ、薬自体を否定してるわけではありません。)
このような経緯もあり、患者さんにとって本当に効果のある、薬に頼らない治療を提供する完全自費の医院にすることにしたのです。


現在は患者さん自身が本来持っている治癒能力を最大限に引き出し、薬だけに頼らない治療で1人でも多くの患者さんが良くなるお手伝いをすることができればと思っています。

ナチュラル心療内科
院長 竹林 直紀

<プロフィール>
1957年生まれ。
愛知医科大学卒業後、関西医科大学、九州大学にて心身医学・
心療内科の専門研修を受ける。
1998年、米国サンフランシスコ州立大学ホリスティック医療研究所に
2年間留学し、薬を使わないホリスティック医療・統合医療を心身医学
の立場から研究。
2005年、神戸三宮に心身医学領域のホリスティックな統合医療施設
として、『ナチュラル心療内科クリニック』を開院。臨床アロマセラピス
トによるケアルームを併設し、バイオフィードバック・マインドフルネス
瞑想・分子栄養療法などを取り入れた統合医療を実践。
2008年、アイ・プロジェクト統合医療研究所設立。
2009年、薬を使わない自由診療の統合医療クリニックとして再スタート。
2019年、新大阪駅前に「ナチュラル心療内科」と名称変更して移転。
<資 格>
日本心身医学会認定専門医、日本心療内科学会登録医、日本統合
医療学会認定指導医、日本バイオフィードバック学会認定技能師、
BCIA (Biofeedback Certification International Alliance) 認定バイオ
フィードバックセラピスト

<非常勤講師>
関西医科大学、神戸市看護大学、山梨県立大学看護学部、奈良学園大学保健医療学部、大阪赤十字病院看護学校

<著 書>
○「薬にたよらない心療内科医の 自律神経がよろこぶセルフヒーリング」青春出版社
○「実践ワークブック 新しい認知行動療法 健康に生きるための18の秘訣」金芳堂
エリック・ペパー著、竹林直紀(日本語版監修)、六浦裕美(訳・改編)
○「補完・代替医療 バイオフィードバックとリラクセーション法」金芳堂
竹林直紀(編著)、神原憲治、志田有子

 



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