なぜストレスが原因で病気が起こるのか?
当院の治療方法をお伝えする前に、なぜストレスが原因でうつ病などの様々な症状が起こるのか?そのメカニズムについてご説明させていただきます。
病気が起こる大きな原因が、「交感神経」と「副交感神経」からなる自律神経の働きが乱れることにあります。
交感神経は車で例えるところの“アクセル”、副交感神経は“ブレーキ”の役割を果たしています。
しかし、ストレスなどが原因で、交感神経と副交感神経のバランスが崩れてしまうと、うつ病や自律神経失調症や心身症などによって、こころや身体に異常をきたしてしまうのです。
症状を改善するには、ストレスをコントロールし、乱れた自律神経を元の正常な状態に戻してあげることが必要になってきます。
当院での治療方法
当院の治療方法の根本的な考え方
人間には本来、自然に治癒するための仕組みが備わっています。しかし、そのためには、その仕組みを動かすためのエネルギーが必要不可欠となります。
そこで、そのエネルギーをいかに無駄に消耗せずに、日頃蓄えておくかが重要なカギとなるのです。
エネルギーを無駄に消耗する考えるクセには以下のものがあります。
・過去の出来事への後悔:「~であればよかったのに・・・」
・未来に対する不安:「もし~なったらどうしよう・・・」
過去や未来の出来事は現実ではないため、対処することは不可能です。それらに無駄にエネルギーを消耗してしまうため、自己治癒力が働かず、こころや身体に異常をきたしてしまうのです。
当院では、過去でも未来でもなく、“今現在”に意識を向けることで、エネルギーの消耗を防ぎ、本来備わっている治癒力を高めていくための治療を行っています。その方法として、『精神生理学的ストレスケア』という心と身体が密接に関係しているということを利用した当院独自のアプローチを行っています。
精神生理学的ストレスケアにおいては、図にお示しするように「行動」「思考」「栄養」の3つの側面について、自分自身でセルフコントロールしていきます。そのためには、どのようにすれば良いのかということを理解し実践することが重要です。当クリニックでは、その具体的な方法について、まずは自律神経のストレスによる影響などを検査で明らかにした上で、合計16回のセルフヒーリングセッションでお教えしていきます。
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