【薬に頼らない治療】ナチュラル心療内科のブログ

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ポジティブ思考になるためには

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考え方を変えようとするのは難しくても、言葉だけを変えるのであれば簡単にできます。普段自分自身が、人との会話や頭の中で考えたりする時に使っている言葉を一度チェックしてみましょう。ポジティブな感情を伴う言葉とネガティブな感情を伴う言葉のどちらの使用頻度が多いかで、普段の心の状態も変わってきます。無意識に使っていたりするので、自分では気付かないこともあるかもしれません。

そういう場合は、家族や友達など周りの人に自分がどのような言葉をよく使っているのか尋ねてみたり、スマホやICレコーダーなどで自分の会話を録音して後でチェックしてみたりすると良いでしょう。口癖のようにいつも使っている言葉は、子供の頃に家族や友達など周囲の人達から自然に取り込み自分の言葉になっていることが多く、その言葉を絶対に使わなければならないという決まりはありません。

もしネガティブな感情を伴う言葉の使用頻度の方が多い場合は、日常的にも感情がネガティブになり易く、思考も悲観的な考え方をしてしまうようになります。逆にポジティブな感情を伴う言葉の使用頻度が多ければ、日頃の感情もポジティブでいることができ、思考も楽観的な考え方になっていくことでしょう。このように、言葉を変えると感情が変わり、感情が変われば思考も変わっていくのです。

言葉が思考や感情を創る

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思考や感情は、使用する言葉(単語)により影響されます。これは、言葉には単なる辞書的な意味だけでなく、その言葉に関連づけられたイメージ・感情・体験なども一緒に脳のデータベースに記憶されているからです。例えば「学校」という単語の意味は、“一定の教育目的に従い、教師が児童・生徒・学生に計画的・組織的に教育を施す所”と辞書には書かれています。

しかし人間の脳のデータベースの辞書においては、各個人の体験により学校の具体的な外観のイメージや経験した出来事や様々な感情なども情報として記憶されているのです。従って、同じ「学校」という言葉を使って会話をしていても、ポジティブな感情や体験の記憶として定義づけされている人もいれば、ネガティブな感情や体験の記憶として定義づけされている人もいるわけです。

すなわちある言葉を使った瞬間に、その言葉に関連する感情やイメージも同時に体験していることになるのです。一般的に言われているプラス思考やマイナス思考は、物事の考え方というより普段無意識に使っている言葉の影響を強く受けているのではないかと私は考えております。もしそうであれば、自分の言葉を変えるだけで思考や感情も変えてしまうことができるということになります。

言葉の持つ意味

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脳というのは神経ネットワークからなる超スーパーコンピューターと言えます。最新のAiを使ったディープラーニングのスーパーコンピューターと同じように自ら学習を繰り返し進化していきます。脳においては、使えば使うだけ、その使っている神経ネットワークの結びつきが強くなり、使わないと結びつきは緩んでしまうということを繰り返しながら、その時々の状況に最適な神経ネットワーク(プログラム)に変化していくのです。

すなわち、ポジティブな考え方をずっと続けていると、そのための神経ネットワークの結びつきが学習されます。しかし、逆にネガティブな考え方をしていると、その神経回路が発達してしまうため、物事を良く考えようと思っても難しくなってしまいます。それではどうすればいいのでしょうか。その一つの方法として、普段無意識に使っている「言葉」を変えるというアプローチがあります。

例えば、昔小学校の国語の試験問題で「次の単語を使って文章を作りましょう」というのがあったかと思います。その問題で使用する単語として、「しんどい・疲れた・イヤだ」という文字が並んでいると、ポジティブな内容の文章はなかなかできません。自然とマイナスの文章になってしまいます。逆に、「ありがとう・愛してる・ラッキー」という単語が並んでいれば、プラスの文章ができることになります。

米国と日本の統合医療情報サイト

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米国の国立衛生研究所NIHにある国立補完・統合衛生センター(National Center for Complementary and Integrative Health: NCCIH)は年間130億円規模の予算で補完・代替医療の研究を進めているという話を以前したかと思います。詳細は米国政府の公式サイト(https://nccih.nih.gov/)がありますので、もしご興味がある方は英語ですがチェックされると良いかと思います。

日本語では、厚生労働省の「統合医療」情報発信サイト(http://www.ejim.ncgg.go.jp/pro/)に一般向けと医療関係者向けの情報が紹介されていす。日本では医療として認められていない各種補完・代替医療についても海外の研究論文を中心に紹介されています。また上記の米国NCCIHや米国国立がん研究所NCIの補完・代替医療事務局のサイトからの一部抜粋した日本語訳も掲載されています。

これらの海外での研究内容には、宗教的な祈りや冥想、エネルギー医学としての中国の気功や日本のレイキ、米国でのセラピューティックタッチやヒーリングタッチの研究など、日本では医療の枠組みでの研究や議論が難しい療法も含まれています。元々科学とは不思議な現象を明らかにする方法論であり、それを実際に研究することで初めて効果の有無についての議論ができるということではないでしょうか。

今の医療が薬物療法中心の理由

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安全性と有効性が確認できればそれにこしたことはないのですが、そのためには研究してデータを揃える必要があります。特に国に保険適応がある標準治療として認めてもらうためには、膨大な研究費用と時間と労力がかかります。ここからは、医療とは別の経済や産業の世界が大きく影響してくることになります。

現時点では国の限られた研究予算以外では、製薬会社が圧倒的な資金と設備と人材を持っており、毎年多くの研究論文が書かれています。当然、薬についての研究データとしてのエビデンスはたくさん出てきます。そのため、国の認可を最も受けやすい治療法も薬物療法になってしまうのです。

今の医療が薬物療法中心な理由の一つが、医療産業の構造が製薬会社中心ということが大きな要因でしょう。経験医学として歴史のある各国の伝統医学については、インドのアーユルベーダ・ヨーガや中国医学のように、国家レベルで本格的な研究支援をしない限り、日本では標準治療と認可されるだけの研究論文を書くことができないような気がいたします。

医療におけるエビデンスとは?

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1978年に米国議会技術評価局(OTA)が出したレポートの一つの中で、当時の医療技術の多くが科学的根拠に乏しく、有効性が証明されているものは、わずか10~20%に過ぎないと報告されています。この報告の後から、近代西洋医学の領域で科学的根拠が重視されるようになってきたという経緯があります。

現在、当時よりは有効性が認められている西洋医学の医療技術は増えてはいますが、50%には至っていないようです。例えばウイルスが原因の風邪治療に対する抗生物質の処方など、科学的根拠のない多くの治療が日常的に行われているにもかかわらず、補完代替療法は科学的根拠がないからダメだと言うのは、ダブルスタンダード(二重規範)であり筋が通りません。

手術の方法についても、科学的根拠を厳密に言うならば、昔実際に行っていたプラシーボ(偽)手術(身体を切開して、そのまま何も処置せずに縫合する手術)も実践し比較検討しないと有効性は証明できないことになってしまいます。有効性が証明された研究データがない医療行為は行ってはいけないというのであれば、今の医療制度はとっくの昔に崩壊しているでしょう。

日本の医療はガラパゴス的?

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日本は言葉の壁もあり、日本語で理解できる世界が標準と考えられてしまう傾向があります。これまでご紹介してきたような内容は、日本では一般的にはほとんど知られていません。しかしネットで世界と繋がることができるようになったことで、今後情報が伝わるスピードはもっと速くなるでしょう。

日本は、戦前まではドイツ医学を中心に医療制度を発展させてきました。戦後は米国の医学をお手本としてきたので、米国でのこのような医療の変化もいずれ日本でも広がっていくことでしょう。そうなれば、将来的には健康保険の適用範囲も広がっていく可能性もあるとは思います。

統合医療においては、治療法は何も近代西洋医学で認められている薬物療法や手術に限定しません。鍼灸や気功などの東洋医学やアロマセラピーやヨーガなど、効果があると思われる様々な補完代替療法もその選択肢となります。科学的根拠(エビデンス)についても、米国では安全性さえ確認できれば、補完・代替療法の有効性については現時点でエビデンスがなくても、まず試してみるという考え方が主流となりつつあります。

米国での漢方処方は鍼灸師の資格が必要

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医師はもともと近代西洋医学の教育しか受けてこなかったため、他の補完・代替医療などに対する知識もないので仕方ないのかもしれませんが、理解できないから不安になり、自らを脅かす存在として心理的バリアを作ってしまうのかもしれません。しかし統合医療を国家レベルで推進している米国では、西洋医学の医師が鍼灸の勉強もするようになってきています。

米国では日本と違って漢方薬を西洋医学の医師は処方しません。西洋医学しか勉強していない医師が東洋医学の漢方薬を処方するのは、どう考えても非合理的だし危険でもあるわけです。漢方薬を処方するためには、米国では東洋医学を勉強することができる鍼灸師の州の公的資格を取らなければなりません。

逆に米国の鍼灸師は、州によりますが鍼灸だけでなく漢方薬の勉強もして処方することができるのです。このような理由で、米国で漢方薬を処方する西洋医学の医師は鍼灸治療もできるのです。日本では最近ようやく医学部教育に漢方が取り入れらましたが、実際には東洋医学の知識が全くなくても、医師であれば誰でも漢方薬が処方できる日本とは大きく異なっているのです。

医療の定義

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これまで米国の補完代替医療についてご紹介してきましたが、日本とは異なり国民にとっての医療の選択肢が多く、そこから自分で選ぶことができます。保険制度も日本とは違い、オバマケアができるまでは民間の医療保険が中心で、保険適応となる治療法の中にはカイロプラクティックや鍼灸やバイオフィードバックなどの代替療法も含まれています。

医療問題についての議論が国会や医師会などで行われていますが、その場合の「医療の定義」が実は問題です。世界的には医療と言った場合、その国の伝統医学も含めた「医療多元主義」が主流であるにもかかわらず、日本では医療というのは近代西洋医学だけが唯一信頼できる医療だという「医療一元主義」を採用しているのです。そのため、医療改革が必要だと分かってはいても狭い範囲での議論になってしまい、良い解決策が見つからなくなってしまっているのではないでしょうか。

日本では、国家資格である鍼灸師や柔道整復師やあんまマッサージ師ですら「医業類似行為」と定義されており、医師が行う正統医療とは別次元で議論されてきました。そのため、一人の患者さんを中心に考えて、西洋医学以外の様々な療法の専門家とも連携するということをしてきませんでしたが、近年ようやく統合医療という新しい枠組みの中で、多職種による連携医療が試みられるようになってきました。

ナチュロパシー

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水や温水を利用して、外傷の治癒促進や機能障害の回復などを図るクナイプ・ハイドロセラピー(水治療)専門科のドイツ人B.Lustが米国に1892年に移住した後、自然治癒力を促すような様々な療法を取り入れながら発展させ、1902年からナチュロパシー(自然療法)という言葉を使うようになりました。

自然治癒力の回復・増強を目的として、食養生・サプリメント・ハーブ・ホメオパシー・東洋医学・手技療法などを組み合わせた自然療法で、米国では“ナチュロパシー専門医”、伝統的ナチュロパス、それ以外の医療従事者の3種類の専門家が自然療法を実践しています。ナチュロパシー医になるためにはナチュロパシーの医学校を卒業し医師免許(Naturopathic Doctor: N.D.)を取得しなければなりません。

米国では、現在17州でのみナチュロパシーの医師免許が認可されており、その中には薬やホルモン剤の処方や簡単な手術もできる資格認定をしている州もあります。ナチュロパシー専門医の人数はまだ少なく、5千人ほどしかいないと言われています。今後、認可される州が増えていけば人数も多くなると思われます。