【薬に頼らない治療】ナチュラル心療内科のブログ

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姿勢の違いが脳に及ぼす影響のチェック方法

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筋肉の使い方と脳の関係について自分自身で簡単にチェックできる方法があるのでご紹介します。まず最初は筋肉の状態が脳に影響しているかを調べる方法です。椅子に座った状態で背中を丸めて前かがみのうなだれた姿勢を取ってみましょう。その状態で、過去の辛かった時のことを思い出してみてください。誰の助けもなく絶望的で気落ちした記憶を30秒ほど思い出してイメージします。

次に同じ姿勢のままで、逆の楽しくて希望に満ちあふれて元気だった時のことを思い出してイメージします。この下を向いたうなだれた姿勢での2通りのイメージが終わったら、今度は背筋を真っ直ぐ伸ばして正面を向いた姿勢で、同じように2通りの正反対のイメージを思い浮かべてみてください。このように2通りの姿勢で2通りのイメージ(合計4つのパターン)を体験してみた結果、どの姿勢の時にどちらのイメージがより浮かび易かったでしょうか?

サンフランシスコ州立大学の学生を対象に行われた私の恩師エリック・ペパー博士の研究では、前屈してうなだれた姿勢ではネガティブなイメージが、背筋を伸ばして正面を向いた姿勢ではポジティブなイメージの方がより浮かび易かったという結果が出ています。このことは、自分の意思で変えることができる筋肉を利用して、心の状態を自分自身でコントロールできるという可能性を示しています。