【薬に頼らない治療】ナチュラル心療内科のブログ

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身体は心を表現する

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人の姿勢や表情はその時々の心理状態を表しています。たとえば気持ちが落ち込んだり元気がない時は、背中を丸めてうなだれたションボリ姿勢になったり、表情も乏しいか眉間に皺を寄せた険しい感じになります。逆に元気で楽しい気分の時は姿勢も真っ直ぐで顔も正面を向いており表情も笑顔になります。これらは身体の姿勢に関わる筋肉や顔面の表情筋の働きですが、非言語的コミュニケーションにとって重要な役割を果たします。

何も話さなくても一目見るだけで、その人の心の状態が相手に伝わり社会的な関わりを持つことができるのは、これらの筋肉の働きのおかげなのです。筋肉は通常自分の意思でコントロールできる随意筋と、内臓のように自分の意思ではコントロールできない不随意筋があります。通常、日常生活で身体を動かしているのは随意筋といわれる筋肉の働きです。この筋肉は同時に無意識レベルでも働いているのです。

姿勢に関わる筋肉や表情筋は自分で意識的に動かすこともできますが、普段はその時々の心の状態が神経ネットワークを使って無意識下で筋肉に伝えられています。またその時の筋肉の状態は同時に脳にフィードバックされていますので、繰り返し同じ動きをすることによりそのパターンが脳のデータベースに記憶されます。スポーツ選手がトレーニングをするのも、まさにこの脳筋肉ネットワークを学習させていることになるのです。