【薬に頼らない治療】ナチュラル心療内科のブログ

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痛みのもう一つの役割

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検査で異常が見つからない痛みの場合は、本人の訴えが本当であるという前提のもとに薬が処方されます。逆にどんなに痛くても、痛みや苦痛を口に出すのは自分が弱いからであり我慢すべきだと子供の頃から教え込まれていると、本当は痛くてもいつもニコニコ顔で無理して働き続けたりします。

そのため周囲の人たちにとっては、痛みは存在しないことになり、本人が倒れて初めて気づくということも起こったりします。そういう意味では、痛みはコミュニケーションという役割も併せ持っていることになります。このようなことから、同じ症状を訴えていても、その原因や程度は皆違っていることになるのです。

また、痛みが起こる身体的原因があったとしても、痛みの感じ易さは人によって異なり、同じ人でも心の状態で変化します。専門的には「疼痛閾値」という表現をしますが、不安・緊張・抑うつ気分などがある場合は疼痛閾値が下がるため、そうでない時より痛みを感じ易くなると言われています。