【薬に頼らない治療】ナチュラル心療内科のブログ

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自覚症状は主観の世界

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身体の症状と違って精神症状の場合は、診察と心理テストが中心となり、身体の病気のような客観的な検査はほとんどありません。身体の異常からきている精神症状の場合は、CTやMRIや脳波などの検査ができますが、身体的には問題ない不安や抑うつ気分などの症状は、患者さんの訴えや表情を手がかりに薬を処方します。

身体の病気でも、検査で異常が見つからないような痛みや倦怠感などの症状は、全て主観的な情報を頼りに治療を進めていくことになります。特に慢性の原因不明の痛みについては、痛みを抑えることが治療の目的となり鎮痛剤が処方されたりします。そのため、長期間薬を飲み続けることになってしまうのです。

明らかな怪我や検査でがんや潰瘍などの異常が判明すれば、その痛みの原因と考えて治療が可能となります。痛みの程度を客観的に測定する方法はまだ見つかっていません。そのため、原因が見つからなくても本人が「痛い」と訴える限り、その言葉に従って病院は痛み止めを処方することになります。