【薬に頼らない治療】ナチュラル心療内科のブログ

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ストレス反応とリラクセーション反応

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人間の身体の中では、ストレス反応とリラクセーション反応という2つの反応が起こっています。身体のストレス反応が起こっているときは交感神経の働きが優位になりますし、リラクセーション反応のときは副交感神経の働きが優位になってきます。それに伴って、身体の状態や内臓の働きは変化します。

副交感神経が活発に働いているときは胃腸が働き、食事から栄養を吸収したり、休息や睡眠により疲れを回復したりします。交感神経が主に働いているときは、身体を動かしたり仕事をしたりと、筋肉や脳細胞でエネルギーが多く必要とされます。薬の減量や中止が上手くいくためには、この2つの反応のバランス回復が鍵となります。

すなわち、エネルギーの再生と細胞のメンテナンスを主に司っている副交感神経系によるリラクセーション反応へのスムーズな切り替えが、日常生活の中でできるようになることが薬の漸減中止にとっては重要なポイントとなるのです。そのためには、自分自身で「思考」と「行動」と「栄養」を変えていくセルフヒーリングという方法があります。